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私の略歴・人生観
25年間の国税調査の仕事をしておりました。その間の4年間は休職し旧同盟系の労働組合専従役員もしておりました。国税時代は「税金で給料を貰うに値することをしているのか」とそれなりに真剣に取り組んできた(?)つもりです。また、組合役員時代は是々非々の立場で頑張ったつもり(?)でしたので、退任の挨拶のときは涙が出るのを堪えるのに困りました。
国税の退職は23年近く勤めた東京ではなく、両親の関係で転勤を希望した郷里の福岡税務署でした。退職した主な理由は「はたしてこのまま役人で一生を終わってよいのか」ということでした。女房殿はありがたいことに理由も聞かずに退職に頷いてくれましたが、それから随分苦労をかけさせました。(今でも苦労をかけています)
43歳から税理士試験に挑戦しました。もっとも国税経験がありますから会計学2科目の合格でよいのですが合格に実質4年を要しました。その間当然の事ながらお金がなくなりましたので、新聞配達、道路工事の交通整理員、ビジネスホテルの支配人等々の人生経験を積まさせられました。誰も相手にしてくれなかった時代ですが、生活費の援助をしてくれた友人や九州出張の際に励ましの言葉をかけてもらった東京の元上司など感謝に耐えません。
税理士として登録したのは平成9年です。時々嫌になりながらも一生懸命やってきましたが、平成11年にインターネットを利用した会計システムを開発し、13年には決算書の数字を入力するだけで将来のキャッシュフローの動きが具体的に表せる財務計画ソフトを開発することができました。いろんな方にお世話になったからできたようなもので、これまた感謝に耐えません。
日々、四苦八苦しているのが現状ですが、心の恩師の「たとえ身に病があろうとも心まで病(や)ますまい、たとえ運命に非なるものがあろうとも心まで悩ますまい」との叱責を忘れずに(時々?)、また、無理なこととは承知のうえで「金に頼らない、組織地位にも頼らない、何ものにも頼らない己に頼れるよう」、そして「己を捨てきる」よう努力精進したいと思っています。
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